金木犀香る

今年もまた精神的にもリラックスできる、金木犀の甘い香りが漂ってきました。
隣の家の庭先にある樹木からです。
これから1週間はいい気分にさせてくれる香りです。
昨年より開花が10日遅れました。
この時期に南下してくるヒヨドリは、例年通りでした。渡る鳥は体内に暦を知る機能が組み込まれているのでしょうか? まさか天体の動きで察知するとは思えないし。食べる食物だと、年によって変動があるから、それによって移動時期の変動するはずなのに。渡ってくる時期が変わらないのは誠に不思議です。

10/08日タカの渡り観測

朝から晴れの良い天気。涼しさを通り越してちょっとは肌寒い陽気。昨日で試験も終わり、開放感の中で午前9時からいつもの展望台へ向かう。気温24度。北東からの2〜3程度の風力。空にはすじ雲があり、まさに秋空の様相。寒さのせいかニイニイゼミも鳴かなくなった。先週沢山いたトンボも全く見ない。かわって賑やかだったのはヒヨドリの集団。北から渡ってきたヒヨドリの数は約100羽を数えた。サシバの群れは1度だけと、寂しい有様。8羽の群れは海側コースをたどっていったので、双眼鏡でやっとの世界だった。上空を通過していったのはツバメとアマツバメだけ。比較的近くまでやってきたのはノスリ1羽とチゴハヤブサ1羽のみ。12時45分まで現地にいたが、撮影できたのはノスリとチゴハヤブサのみに終わった。

10/1日月面にツバメのシルエット確認

台風17号も去って、十六夜の月が照っていたので、久しぶりに30センチを出して月面を撮影中の出来事。今回で2度目となる、月面を移動するツバメを確認しました。しかも1分以内に2度も。その後やっきになってツバメが現われるのを待っていましたが、結局は現われませんでした。前回見たときも10月の渡りの季節でしたから、夜中でも渡っていることを実証できました。ツバメの大きさと移動する時間から推測すると、かなり高い高度を移動しているようです。渡りをする野鳥にとって月明かりは、あり難い存在なのでしょう。