9/29日タカの渡り観測

渡りのシーズンがやってきました。朝から好天気になり、午前8時半より衣笠山展望台で野鳥の渡り観測を開始。台風17号が接近しているので、曇り空になることを覚悟しましたが、気温も29℃と残暑も厳しく、観測中はずっと晴れて肌も日焼けしました。最初の1時間は猛禽類の出が弱く、やってきたのはツバメ系ばかりでした。アマツバメ、コシアカツバメ、ツバメ等です。その後、1羽の急接近する鳥が目の前に登場。その鳥はドバトでしたが、足環がついていて数字が1569と確認。本日の猛禽第1号はハチクマでした。あまりに距離が遠くて識別は困難でしたが、写真測定でハチクマであることがわかりました。その後、東の上空にサシバの7羽の集団が現われ、頭上を通過し西へと移動していきました。そのサシバの群れの中に1羽だけアカハラダカが紛れ込んでいました。これも写真判定の結果です。海側コースを移動するサシバ5羽の集団も双眼鏡で確認できました。後は単発でノスリ、ミサゴ、トビやカラスに威嚇されていたオオタカを2度確認しました。展望台付近にはエゾビタキもやってきて、桜の枝をいったりきたり。帰りに、突然木々の中からツミらしき鳥が飛び出して思わずびっくり。

PS:公園の入り口付近に白と赤のヒガンバナが咲いていました。